秋田県大仙市で開催
今年の第一回目は、5月8日(日)に秋田県大仙市営大曲球場で、大曲球場落成記念・大仙市合併記念行事として行われました。 午前中に行なわれた野球教室には地元の小中学生522人が参加してくれました。また、午後の大仙市選抜チームとの対戦ではドリームチームが2−1で辛勝。今年も各地で好ゲームが行われそうです。 みなさんの地元で開催の予定がありましたら、是非観戦におこし下さい!
旧神岡町は少年野球発祥の地
大仙市は秋田県南部の内陸部に位置しています。大曲市、仙北町、中仙町、太田町、神岡町、西仙北町、協和町、南外村が合併して平成17年3月22日に誕生したばかりの、人口約10万人の新しい市です。非常に野球が盛んな地域なのですが、その中でも旧神岡町は少年野球発祥の地といわれているそうです。ここで、旧神岡町の野球の歴史を簡単にご紹介します。
野球というスポーツが考案されたのは、1839年。アメリカのニューヨーク州にあるクーパーズタウンが発祥の地といわれています。日本に伝わって来たのは、1872年(明治5年)。東京大学の前身にあたる、第一大学区第一番中学の教師であった、ホールス・ウイルソン氏によって伝えられたとされています。 その後、少しずつ全国に普及して行った野球が秋田にやって来たのは1885年(明治18年)。そして、大仙市のある県南部の仙北地方には、1896年(明治29年)に坊田尋常小学校(現在の南楢岡小学校)に赴任した桜田鉄之助という人物が、教育の一環として野球を広めはじめました。 その後、本格的に生徒に野球を教えはじめたのが、野球の経験のある富樫武治という人物が1899年(明治33年)に代用教員としてこの小学校に赴任してからになります。意気投合した2人は、生徒を引率して、また教師と補習科の生徒と混成チームをつくり、県内の師範学校や中学校と試合を行ないました。 1902年(明治35年)、富樫武治が神宮寺尋常小学校(現在の神宮寺小学校)に転任し、この学校で生徒が選手として野球の試合に出るため、それぞれに「委任状」を与えました。これが、秋田県の少年野球のはじまりといわれているそうです。以降、神宮寺小学校は県内はもとより、全国大会でも活躍する様になりその歴史は町民の野球への熱い情熱とともに語り継がれています。
また、旧神岡町では子供たちだけでなく、「出場選手資格は50歳以上」「出場選手9人の合計年齢は常に500歳以上」「試合は5イニング制」「55歳以下の投手は3イニング(9アウト)しか投球できない」といったとてもユニークな、シニア世代が参加して行なわれている「全県500歳野球大会」というイベントがあります。一般に行なわれているルールだけでなく、工夫することで色々な年代の人たちが楽しむことができるのも、野球の魅力の1つですね。野球を愛する情熱と、本当にこの地域の人たちにとって野球が日常だということを、今回のイベントで知ることができました。
詳しくは旧神岡町のホームページで紹介されています。是非ご覧下さい。
http://www.town.kamioka.akita.jp/about/yakyuu.html